東証の平均配当利回りは何%?平均配当利回りの推移を調べてみた

東証の平均配当利回りは何%?平均配当利回りの推移を調べてみた

東証の平均的な配当利回りはいくらなのでしょうか。長期的な株式投資において、”配当”というのは切っても切り離せません。

一般的に東証の配当は低いとは言われていますが、実態の数字はいくらなのでしょうか。調べてみました。

算出式および元データ
◆東証提供のその他統計データより引用(LINK
◆配当金データは東証が定める(1~3)にて算出
1.会社が公表した確定数値を使用
2.平均配当金、有配会社平均配当金、有配会社平均利回りの月次数値は各月末現在の数値、年次
数値は各月末数値の単純平均である。
3.(2015年9月24日から、株価平均等算出上の株価等の取扱いを変更)した。
東証平均配当利回り算出式と調べ方

東証1部上場企業の平均配当利回り(加重平均)

東証の平均配当利回りは何%?平均配当利回りの推移を調べてみた1(東証1部)

2006年ごろまでは1%を切る水準で推移していた配当利回りも2006年以降は1%後半から2%前半で推移しています。この20年間にリーマンショックや東日本大震災があり、株価が乱高下したこともありますので異常値が出ている年もあります。

長期的なトレンドラインとしては、ちょうど2006年を起点として上昇傾向のように見えます。

定性的な側面では、2006年以降は外的要因が多かったのではないでしょうか。

2006年以降の外的環境変化について

投資歴の長い方は記憶しているかもしれませんが、村上ファンドやスティールパートナーズといった、いわゆる”物言う株主”が日本企業の大株主に名乗り出て株主還元を迫り始めたのもこの時期です。

また、ライブドアや楽天といった新興のIT企業が力を持ち始めた時期でもあり、各企業が買収対策や株価対策に動き始めた時期とも重なります。

この時期は今振り返ると色々転換点だったということでしょうか。この時期について、ご存知の方もそうでない方も、村上ファンドの村上氏を一読して見ても良いかもしれません。かなり詳細にこの時期のことが描写されています。

東証2部上場企業の平均配当利回り(加重平均)

東証の平均配当利回りは何%?平均配当利回りの推移を調べてみた1(東証2部)

次に東証2部です。東証1部と比べると2013年以降では配当利回りが劣る見た目となっております。ただ、有配当企業の利回りだけで見ると、

・2016年東証1部有配当企業利回り=1.84%
・2016年東証2部有配当企業利回り=2.14%

・2017年東証1部有配当企業利回り=1.63%
・2017年東証2部有配当企業利回り=1.81%

このように、有配当企業だけで見ると2部の方が高い水準となっております。

これは調べていませんが、マザーズの10年ルールやIPOで、2部に上場する成長中の企業が増えているからではないでしょうか。

まとめ

外的要因があると、利回りが短期的に向上したり、企業が株価対策に乗り出すというのは記憶しておいて損はないのではないでしょうか。

利回りのパーセンテージいついては、これを高いと見るか安いと見るかは各人の判断です。私はまだ低いと思います。

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